2011,3,11 東北関東大震災

 

今回の震災で気づいた事やこんな物があると便利よ?みたいな事をつらづらと。

 

●耐震について●



滑り止めシート


100均で売っている背脂みたいなヤツ(笑)やシリコンゴムや薄型のヤツを物に
応じて。空箱などの軽い物ほど落ちやすいです。
フィギュアの空箱とかは崩れるの前提で諦める(笑)

テレビとか積み上げ型のCDラック

壁に吊っておいたら無事でした。効果はあった…はず。

こんなカンジでCDラックやテレビを吊ってました。


本棚


びっしり詰まっている棚は何もしなくてもほとんど大丈夫。
ハンパに詰まっているヤツは中身放出orz
ただ、中身は出ましたが、本棚やカラーボックス自体が動いた物は無かったです。
どんだけ詰め込んでんねん。震度6弱にもびくともしないほど(苦笑)

 

部屋の惨状(写真)

宮城県沖地震を想定して、ある程度の耐震対策はしておいたので本が崩れる程度で済んだ…のかな?

対策していない所がことごとく崩れていましたし。

今回崩れた所を片づけるついでに耐震対策も完了。

今度は大丈夫…って、今度があってたまるかっ

ってコレをまとめてる矢先にまた来やがったYO…(4/7)

 

気づいたのは平積みしているモノは動きやすいコト

雑誌、コミックス、CDシングル、DVDスピンドルケース、同人誌等

被害が大きかったのは平積みのモノが多かったです。

ちまの場合はある程度本が崩れるのは始めから想定内でしたし(苦笑)

何でもかんでも固定する事は出来ないので、

絶対に落ちて欲しくない物だけをガッツリ固定してあとは割り切るってなカンジで。

 

 

●ライフライン異常時の備え●

非常用の水や食料は当然なのですが、それ以外にもコレがあれば便利だなぁみたいな物達を挙げてみました。

耐用期限が無い物や長い物なので、買っておいてどっかに放り込んでおけば良いでしょう。

薬やティッシュペーパー等の通常の消耗品は省略してますが、それらも手に入りません。当然あった方が良いです。


ろうそく

停電時。一日1本が目安。8〜12本入りの1箱あれば事足ります。

ウェットティッシュ

断水時。アルコールタイプならトイレの後にコレで手を拭けば殺菌にもなります。
洗顔の代わりにコレで顔を拭けば結構すっきりします。

水のいらないシャンプー

断水が長期化した時、なにげに欲しいです。

ポリタンク(4〜6L位)
orクーラーボックス

断水時に水をもらいに行く時。携帯用なら常時は置く場所を取りません。
ちまはポリタンクを持ってなかったのでクーラーボックスに水を貰いました。
クーラーボックスの方が水の出し入れは楽かもしれません。
ただし欲しいだけ貰えるとは限りませんので、あまりおっきいのは要らないかと。
ちまの所は一人2Lまででした。
ヘッドライト
懐中電灯(スタンド付き推奨)
ラジオ(2バンド推奨)
乾電池(エボルタ推奨)
停電時。「ヘッドライト」は洞窟探検に使うような頭に付けるヤツ。

100均(ダイソー)で500円で購入しますた(震災後ですが)
ボタン電池(2032×2個)で点灯。LED3個タイプなので結構明るいです。
クリップにもなっているので胸ポケットに付けたりもできますし、ライトの角度も変えられます。
100均で500円もするだけあってそこそこ良品。
料理やトイレの時は両手が開いていると楽。
懐中電灯はスタンド付き(コレも100均で)だと色々作業がしやすいです。
今回の震災では単1と単2が即完売だった事を考えると単3、単4タイプがオススメ。
いつ使うか分からないのでエボルタのように自然放電しにくいヤツを入れておくと良いかも。
懐中電灯は必ず決まった場所に置いておいて、停電時でも手探りで掴める所に置いておきましょう。


サランラップ、
紙皿、紙コップ、割り箸

断水時。使い捨ての食器を使う。もしくは普通の食器にサランラップを敷いて使用。
洗う為に水を使うなんてもったいないです。


非常用食料


カンパンだけでは確実に気が滅入ります。
水で戻すドライフードは色々出てますので何種類かあった方が良いです。
食は大事です。肉体だけでなく「何か食べた」という満足感で精神的にも回復します。
火が使えるのであれば米。米があれば大抵乗り切れます。もしくは小麦粉。




石油ストーブ
カセットコンロ
電気コンロ



 

調理用。どれが良いかはその時によりけり。
灯油とガスボンベどっちが手に入りやすいかな…?
ちまの家の暖房は基本石油ストーブなので、それでご飯を炊いたり炒めたりしてました。
土鍋ごはんはお焦げが美味い((o(*^。^*)o))

火の取り扱いには十分お気を付け下さい。
地震の後に火災が多発してました。
庭で薪で煮炊きをしたり、ゴミを焼こうとして火災になったようです。

 

 

 

とにかく一番欲しかったのはガス・水・電気の内…

飲料、料理としてもそうなのですが一番困るのがトイレ。

お風呂の残り湯が危うく無くなりそうな所で復旧。

地震の当日は普通に使えていたので安心していたのですが、次の日に断水。

油断しました。そーゆー事もあるみたいです。

飲料に使える質じゃなくても良いから最優先で復旧して欲しいと思いましたです。

飲料分は給水車に並べばおk

あ、でも最寄りの小学校(避難所)に来ていた給水車の所に並んでいたら

トイレ用の水はプールからご自由にどうぞー。並んでませんよー。

とのアナウンスが。なるほど、と。

 

水をもらいに行く時、割と便利なのがクーラーボックス

普段は上記の物を入れておいて収納しておき、有事の際は給水所で水を入れてもらう用に使うのです。

ペットボトルを持って行くなら漏斗を持って行くと良いです。100均で売ってます。台所用品?料理用品?

 

水と食料は3〜4日分あれば精神的にも余裕が生まれると思います。

ただし生きるだけなら水と食料だけで良いですが、さにあらず。

「病は気から」とも言います。明かりとか衛生面とか精神的な面も考慮しないと心が折れます。特に長期戦ともなればなおさら。

手を濯いだり、歯磨きで口を濯いだりは水はもったいないのでペットのお茶で。

水が手に入らなくても、お茶なら結構入手しやすかったです。

ちまは緑茶でやってましたが、ウーロン茶の方が良いかも。

 

電気

割と早めには復旧しました(といっても数日はかかりましたが)

変電所や電柱が流されてなければ(汗)

県外ナンバーの電力会社の車が走っていたので、他の地域からの応援があってこそ数日で済んだのでしょう、多分。

 

ガス

家は集中プロパンだったこともあり、すぐに復旧したのであまり熱源には困らなかったです。

ただ、都市ガスは復旧し始めるまで2週間くらいかかりました。広範囲の復旧は1ヶ月以上かかってます。

 

 

ライフラインの復旧速度は設備の損壊状況でまるで変わってきますので、一概には言えません。

 

 

 

●実際に災害が起きたらどうしよう?●

とは言っても今回のような大規模災害はそうそうある事ではないのですが、まぁ参考程度に。

 

@焦らず騒がず冷静に、自分と周りの状況を確認しましょう。

夜に停電した場合は、まず懐中電灯をゲット

ガラスや食器の破片が足下に散乱していないか?
足を怪我して機動力が落ちると色々やっかいです

ガスの匂いがしないか?火事は起きてないか?漏水していないか?家がすぐに倒壊する危険は?

といった事を確認すると良いでしょう。

 

A最寄りの指定避難所に行って見ましょう。

何か情報があるかもです。

ちまの近所は給水車が来てたり、食べ物や号外の新聞を無料で配ったりしてました。

なにも無い所もあったみたいなので過信は禁物。こればかりはぶっちゃけ、運?

 

Bお店が開いていれば食料品販売の列に並んでみよう。

並んでいる間に近くの人と情報交換するも良し、

おばちゃんの世間話に聞き耳を立てて情報収集するも良し。

とは言え、むやみに並ぶと無駄に列が長くなるので必要最低限に。

 

C自治体の広報に耳を傾けましょう。

ガス・水道・電気の現状や復旧状況、給水車が来る場所・時間を放送したりするので注意してましょう。

早朝にやってる事が多いので、いつまでも寝てない(笑)

 

 

●総じて●

集団パニック・群集心理に惑わされるな。パニクってる人を見て自分までパニクるな。

過剰な情報やデマに踊らされるな。真偽を確かめろ。

食料は物資が飽和している今の日本で足りなくなる事はない。あわてて買い占める必要はない。

 

とにかくモチツケ

 

 

 

 

 

 

 

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